商工クラブ事務局からの連絡と報告(一般向け)  
 
   
 
 
 
 

武漢日本商工クラブ会員各位

 

 
2006/06/27
公共バス利用時の盗難に対する注意喚起など

武漢日本商工クラブ
会長 岡田和彦
事務局長 石野公規
 
6 月 22 日 、武漢の駐在者 A 氏及び出張者 B 氏が、それぞれ別個に相次いで、バス利用時に盗難の被害にあいました。
場所は、上海の虹橋国際空港と浦東国際空港間で運行されているシャトルバス(所要時間 1 時間、片道 30 元)を利用している時です。
被害者 A 氏の話によれば、浦東国際空港でバス出発前から乗客が込んでいたので、隣席を空けるために、現金、カード及びパスポート等の貴重品が入ったバックを、座席上の頭上の棚に上げておいて置きました。
虹橋国際空港に到着までの間、被害者 A 氏は、本を読んで時間を過ごしていたということです。
到着後、棚のバックを取出した時に、中が荒らされて、カード及びパスポートだけが残っており、現金数千ドルが紛失していることが判明しました。
また出張者 B 氏の詳細は不明ですが、こちらは、棚の上に置いてあったバックごと盗まれ、現金及びパスポートも紛失しておりました。
被害者 A 氏の目撃によれば、虹橋国際空港へ向かう途中、最終目的地ではない場所で、数名の不審者が下車したということであります。
本件、公共バスの利用に限ったことではありませんが、事務局では、以下に注意事項を整理しましたので、皆さんにおかれましては、今一度、認識を高めて戴きたいと思います。 また今後、中国を訪問される出張者へ、皆さんのほうから、こういった注意喚起をお願いしたらよろしいかと思います。


【注意事項】

日本人の駐在者及び出張者におかれましては、日本とは違う社会環境であるということを念頭においたうえで、以下のことに充分注意され行動いたしましょう。

( 1 ) 公共バスを利用する時は、細心の注意を払い、現金、カード及びパスポート等は、肌身から絶対に外さないようにする。  今回の盗難被害場所である虹橋国際空港と浦東国際空港間で運行されているシャトルバスの利用を当分の間避け、できればタクシーで移動するか、磁気浮上車を利用しタクシーに乗り換えて目的地に向かうことが望ましい。
大都市間の高速バスや武漢天河空港と武漢市内間のシャトルバスも、同様なケースが発生する可能性があると考えて注意を払う。

( 2 ) バスに乗車したとしても、読書、音楽、パソコン操作等に集中して貴重品から意識を逸らすようなことはせず、また睡眠をとるようなことを避ける。

( 3 ) 上記のケースでは、相手が複数犯人の可能性もあり、一人が被害者の注意を逸らし、もう一人が物色することが考えられる。見知らぬ人物から親しく話しかけられるようなことがあっても、不審と思うようであれば無視するか、常に細心の注意を払って対応し、身の回りの貴重品から絶対に意識を逸らさないようにする。

( 4 ) その他、空港での犯罪ケースについて 武漢在の某駐在員からの以下の注意情報があります。

日本からの(現地の状況に不慣れな)出張者が訪中する場合、必ず面識のある者が、空港で出迎えをするようにする。 偽のプラカード(会社名と名前)等を持って、言葉巧みに、出迎えの人物を装って、出張者を連れ去り、貴重品を強奪する事件もあるようです。
出迎えの本人が空港に来ることができなくなり、代わりに来たと言って信用させようとしますが、本当かどうかを、携帯電話で出迎えの本人に確認する用心さが必要でしょう。
特に上海浦東国際空港の国際線出口は、常に混雑していますので、本当に注意が必要です。

新聞報道などでは、このような事件もあります。
バスの車体下部のスーツケース収納スペースの中に、一般旅客のスーツケースと一緒に、体の小さい少年をスーツケースに忍び込ませて、物色する事件もあるようです。
バスが、出発すると少年は、スーツケースから出て、他のスーツケースの錠を壊して物色します。到着前に盗品を持ってスーツケースに再び戻り、到着後に共犯の大人が、そのスーツケースを少年と盗品ごと持ち去るというものです。
鍵がかかるスーツケースだからといって安心できません。 絶対に貴重品を入れないようにしましょう。


【関連情報】

★日本国外務省の海外安全ホームページでは、これまで海外で邦人が犯罪に巻き込まれた事例をもとに、情報を整理分析し、海外に渡航する邦人に注意を呼びかけています。 是非ともご一読されて、安全な海外生活を送りましょう。

                 在留邦人向け安全の手引き・・・【中国編】
                 http://www.anzen.mofa.go.jp/manual/china.html
                 海外邦人事件簿 一覧
                 http://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jiken_index.html
                 海外安全劇場(動画配信)
                 http://www.anzen.mofa.go.jp/video/index.html

★在中国日本国大使館では、万が一、パスポートを紛失した場合の手続き処理を整理して公表しています。
本ページを印刷して、携帯しておくのも危機管理の一環といえます。

                 パスポートを失くした場合の手続き
                 http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/passflow_j.htm

 

今回の事件の他、最近犯罪のケースに巻き込まれた方は、事務局( info@wuhan-japan.com )までご連絡下さい。
また事務局では、今回の事件を機に、今後のセミナーの計画のなかで、『犯罪に巻き込まれないようにする為の対策セミナー』を企画検討したいと考えます。

 

以上