日本人の駐在者及び出張者におかれましては、日本とは違う社会環境であるということを念頭においたうえで、以下のことに充分注意され行動いたしましょう。
( 1 ) 公共バスを利用する時は、細心の注意を払い、現金、カード及びパスポート等は、肌身から絶対に外さないようにする。 今回の盗難被害場所である虹橋国際空港と浦東国際空港間で運行されているシャトルバスの利用を当分の間避け、できればタクシーで移動するか、磁気浮上車を利用しタクシーに乗り換えて目的地に向かうことが望ましい。
大都市間の高速バスや武漢天河空港と武漢市内間のシャトルバスも、同様なケースが発生する可能性があると考えて注意を払う。
( 2 ) バスに乗車したとしても、読書、音楽、パソコン操作等に集中して貴重品から意識を逸らすようなことはせず、また睡眠をとるようなことを避ける。
( 3 ) 上記のケースでは、相手が複数犯人の可能性もあり、一人が被害者の注意を逸らし、もう一人が物色することが考えられる。見知らぬ人物から親しく話しかけられるようなことがあっても、不審と思うようであれば無視するか、常に細心の注意を払って対応し、身の回りの貴重品から絶対に意識を逸らさないようにする。
( 4 ) その他、空港での犯罪ケースについて 武漢在の某駐在員からの以下の注意情報があります。
日本からの(現地の状況に不慣れな)出張者が訪中する場合、必ず面識のある者が、空港で出迎えをするようにする。 偽のプラカード(会社名と名前)等を持って、言葉巧みに、出迎えの人物を装って、出張者を連れ去り、貴重品を強奪する事件もあるようです。
出迎えの本人が空港に来ることができなくなり、代わりに来たと言って信用させようとしますが、本当かどうかを、携帯電話で出迎えの本人に確認する用心さが必要でしょう。
特に上海浦東国際空港の国際線出口は、常に混雑していますので、本当に注意が必要です。
新聞報道などでは、このような事件もあります。
バスの車体下部のスーツケース収納スペースの中に、一般旅客のスーツケースと一緒に、体の小さい少年をスーツケースに忍び込ませて、物色する事件もあるようです。
バスが、出発すると少年は、スーツケースから出て、他のスーツケースの錠を壊して物色します。到着前に盗品を持ってスーツケースに再び戻り、到着後に共犯の大人が、そのスーツケースを少年と盗品ごと持ち去るというものです。
鍵がかかるスーツケースだからといって安心できません。 絶対に貴重品を入れないようにしましょう。 |